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1.引越しの荷物が多すぎると困る?デメリットについて

引越し費用を左右する条件とともに、荷物が多すぎる場合のデメリットを押さえておきましょう。

1.1引越し料金が高くなる!

引越し料金は、大きくは「荷物の量」「距離」「時期」の3つの条件によって決まります。その他、「時間帯指定の有無」や「荷づくり・荷ほどきの有無」など、オプションによって料金が変動する場合もあります。

これらの条件のうち、「距離」や「時期」の調整は難しい場合が大半ですが、「荷物の量」は自分次第で調整できる条件であり、不用なものを処分することで引越し料金を安くできる可能性があります。

お得に引越しができる時期については、以下の記事で詳しく解説しています。
引越し費用が安い時期はいつ?各月の相場や費用を抑える方法

なお、「荷物の量」によって、引越しの手段が変わる場合があります。引越しの手段は大きく、「トラックを貸し切る方法」か、鉄製のかご台車などの「専用のコンテナボックスを使う方法」のいずれかです。

トラックを貸し切る引越し

1台のトラックを貸し切って荷物を運搬する引越しです。家族での引越しの場合や、単身でも荷物が多い引越しの場合はトラックを貸し切ることになります。トラックを貸し切る場合は通常、余裕を持って見積もりをするため、荷物量が大きく減らない限り料金は変わりません。たとえば、40箱のダンボールを30箱に減らしても使用するトラックは変わらないので、料金もあまり変わりません。

専用のコンテナボックスを使う引越し

鉄製のかご台車など、専用のコンテナボックスを使う引越しは、一般的に「単身パック」と呼ばれ、主に荷物の量が少ない単身での引越しで利用されます。いわゆる「混載便」で運搬するため、トラックを貸し切る引越しよりも費用は安くなります。荷物の量が多く、トラックを貸し切る必要があるケースでも、鉄製のかご台車(ボックス)に収まる量まで荷物を減らすことができれば、引越し料金を安くすることができます。

引越し業者によってコンテナボックスのサイズは異なりますが、通常は使用するコンテナボックスの数に応じて引越し料金が変わります。たとえば、1本のコンテナボックスに荷物を積みきれず、2本のコンテナボックスを使う場合は引越し料金が2倍になるなど、荷物の量が料金に直結します。

1.2荷づくりや荷ほどきに時間がかかる!

引越しの荷物が多すぎる場合、荷づくりや荷ほどきに時間がかかります。特に注意が必要なのが、荷づくりの時間です。なぜなら、引越し当日までに荷づくりが終わっていない場合、追加料金が発生する可能性があるからです。また、引越し先においても、ダンボールが多いと必要なものを探すことに時間がかかったり、部屋の配置や片付けを終えるまでに時間がかかったりして、スムーズに新生活を始められなくなってしまいます。

2.一人暮らしの引越しの費用相場は?

引越し料金は、上述のとおり「荷物の量」「距離」「時期」によって変動します。引越しの「時期」は大きく、通常期(5月〜2月)と繁忙期(3月〜4月)に分かれ、繁忙期は進学や就職のために引越しをする人が多いので引越し料金も割高になります。特に、一人暮らし(単身者)の引越しは3月に集中するため、3月が年間でもっとも高額になります。

一人暮らし(単身者)の引越しの「荷物の量」「距離」「時期」に応じた費用相場は以下のとおりです。

※横スクロールが可能です

通常期(5月〜2月) 繁忙期(3月〜4月)
荷物少なめ 荷物多め 荷物少なめ 荷物多め
同一市内(〜15q以内) 約31,000〜
33,000円
約39,000〜
41,000円
約39,000〜
41,000円
約50,000〜
52,000円
同一県内(16〜50q以内) 約33,000〜
35,000円
約41,000〜
43,000円
約45,000〜
47,000円
約57,000〜
59,000円
同一地方(51〜200q以内) 約43,000〜
45,000円
約56,000〜
58,000円
約55,000〜
57,000円
約81,000〜
83,000円
近隣地方(201〜500q以内) 約53,000〜
55,000円
約74,000〜
76,000円
約73,000〜
75,000円
約104,000〜
106,000円
遠距離地方(500q以上) 約64,000〜
66,000円
約94,000〜
96,000円
約83,000〜
85,000円
約129,000〜
131,000円

上記の金額はあくまでも目安としてお考えください。引越しの際は、引越し業者への見積依頼や見積シミュレーションを利用し、詳細な金額を確認するようにしましょう。

3.引越しの荷物を減らす方法5選!

引越しの荷物を減らすためには、不用なものを処分しなければいけません。不用品を処分する方法として一般的なのは以下の5つです。処分するものに合わせて、最適な方法を選択しましょう。

3.1不用品回収業者に回収してもらう

不用品回収業者に回収してもらうのが一つの方法です。業者によって回収できる品目に違いはありますが、自宅まで取りに来てくれることは回収業者に依頼するメリットだといえるでしょう。引越しまでに時間がない場合や処分したいものが多い場合などは、回収業者に依頼すると良いでしょう。

なお、まだ使えるものや価値のあるものは買い取ってくれる業者もありますが、基本的には有償で引き取ってもらうことになります。品目によっては想定外の出費になる可能性もあるので、できるだけ複数の会社で見積もりをすることをおすすめします。

3.2リサイクルショップやフリマアプリを利用する

ブランド品の衣類やバッグ、アクセサリー、まだ新しい家電や家具などはリサイクルショップに持ち込むと良いでしょう。状態によっては、高く買い取ってもらえる可能性があります。

また、フリマアプリの利用もおすすめです。フリマアプリはリサイクルショップと違い、自分で価格設定をすることができます。最近はフリマアプリを使う人が増えていることもあり、思いのほか高い値段で売れることもあります。納得のいく価格で売却したいなら、フリマアプリの利用を検討してみましょう。
大型家財を手軽に売るには、匿名配送で大型家財の輸送・梱包をセットでお願いできるフリマアプリがおすすめです。

フリマアプリの活用についてはこちら

3.3粗大ゴミとして自治体に回収してもらう

家具や家電、自転車や布団など大型の不用品は、粗大ゴミとして自治体に回収してもらうと良いでしょう。回収費用は自治体によって異なりますが、民間の回収業者よりも安く済む場合がほとんどです。

注意したい点は、申請してから回収してもらうまでに時間がかかる可能性があることです。そのため、引越し準備が遅れると「引越し日までに粗大ゴミを回収してもらえない」というケースも考えられます。

3.4知人・友人に譲る

まだ使える家具や家電は、知人・友人に譲ることも一つの手段です。学校や職場などの身近な人に、必要な人がいないか聞いてみましょう。

冷蔵庫や洗濯機、テレビやソファ、本棚など大型で重量のあるものを譲る場合は、「どのように持ち運ぶか?」が問題になります。そのようなときは、ヤマトホームコンビニエンスの「らくらく家財宅急便」をおすすめします。「らくらく家財宅急便」は、大きな家電・家具を1点から運搬できるサービスです。Webで簡単に申し込みができ、梱包、運搬、設置まですべてをまかせることができます。「らくらく家財宅急便」の料金などは、以下からご確認ください。
ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅急便」の詳細はこちら

3.5トランクルームに預ける

引越しの荷物が多すぎる場合は、トランクルームの活用も検討してみましょう。たとえば、急に引越しが決まった場合など、ゆっくりと荷づくりすることができないケースもあります。そのようなときに、必要最低限のものだけ新居に運び、その他の荷物をまとめてトランクルームに預けるという使い方ができます。そのようにすることで、引越しが終わって落ち着いてから、新居に運ぶか処分するかを決めることができます。また、「普段は使わないけど、捨てられないもの」をトランクルームに預けることで、新居をすっきり使うことができます。

4.引越しの荷物を減らすポイント

引越しの荷物を減らしたい方は、以下の4つのポイントを意識してみましょう。

4.1家にどんなものがあるか?

まずは、今の家にあるものを把握する必要があります。すべての持ちものを把握しないことには、「これは必要、これは要らない」「これは売る、これは捨てる、これは買い換える」といった判断ができません。また、「引越しの前日になって、収納の奥から壊れたものが出てくる」といったケースもあります。そうなると、使わないのにやむを得ず新居に運ばなければいけません。引越しが決まったら、できるだけ早い段階で家にあるものをチェックしましょう。

4.2今使っているか?

持ちものを処分するかどうかを決める際の基準は、「今使っているかどうか?」です。ものを捨てられない人は、「今は使ってないけど、いつか使うかもしれないから」と考えがちですが、これでは荷物は減りません。よくいわれるのが、「直近の1年間のうちに使っていないものは捨てる」ということです。特に、洋服や靴、バッグなどで1年使っていないものは、今後も使う機会はほとんどないでしょう。新居に持っていっても場所をとるだけなので、引越しのタイミングで処分することをおすすめします。

4.3思い入れがあるか?

直近の1年間で使っていないものは処分することをおすすめしますが、思い入れがあるものは例外です。普段は使っていなくても、思い入れがあるものは残しておいたほうが良いでしょう。「思い入れのあるものばかり」という方もいるかもしれませんが、そのような場合は、写真に残すことで未練がなくなることがあります。処分するか悩んだときは、スマホで写真を撮ってみましょう。

4.4処分するか迷ったら……

「引越しのタイミングで家具・家電を捨てたいけど、捨てると新居で新しく買わなければいけないな……」と悩む方は多いでしょう。ですが、必ずしも「買う」必要はありません。最近は、家具・家電のレンタルサービスが人気を博しており、特に単身者向けの商品は充実しています。

レンタルなら初期費用を抑えられるだけでなく、気に入らなければ他の商品に変更することもできます。今まで使っていた家具・家電は捨て、新居ではレンタルを使うこともおすすめです。

荷物を減らす以外にも、引越し費用を安くする方法はあります。引越しを安く済ませる方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
引越しを安く済ませる方法は?【手段別】費用を抑えるポイント

5.荷物の少ない引越しなら「わたしの引越」がお得!

費用を抑えてスムーズに引越しを行うには、荷物の量を減らすことがポイントになります。特に、一人暮らしの引越しの場合は、荷物を減らすことで「専用のコンテナボックスを使った引越し」を利用し、トラックを貸し切って引越しするよりも費用を安価に抑えることができる可能性が高いです。

「専用のコンテナボックスを使った引越し」の利用を検討する場合には、ヤマトホームコンビニエンスの「わたしの引越」の利用がおすすめです。「わたしの引越」は、専用ボックスに積み込んだ荷物を混載便で運搬するため、荷物が少ない場合、トラック1台を貸し切って運搬する一般的な引越しよりも費用を抑えることができます。また、Webで見積もりから申し込みまで完結するため、訪問見積もりなどに掛かる手間を省くことができます。「わたしの引越」の料金などは、以下からご確認ください。
一人暮らし(単身)の引越しには「わたしの引越」がおすすめ!

運営団体

ヤマトホームコンビニエンス株式会社

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引越しにまつわる記事を配信しています。

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Webでお申し込みが完結

Webで予約が完結するため見積もりに関する訪問、電話はございません。料金の目安は、申し込み時に家財を選択することでご確認いただけます。

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コストを抑えたお引越

専用ボックスで輸送するため、トラック一台を貸し切るよりもコストを抑えて輸送できます。
専用ボックスに積み込めない大型家財は「らくらく家財宅急便」(別料金)をご利用ください。

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お届け日は、集荷日から7日後までの範囲でご指定いただけるので、お客さまのご都合に合わせた引越が可能です。

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