1.まず結論!引越し時の自転車は「運ぶ」「処分」「買い替え」どれが正解?
引越しを控えた自転車の扱いについて、最初に決めるべきは「今の自転車をどうするか」という大きな方針です。
選択肢は主に「運ぶ」、「処分・売却する」、「新居で買い替える」の3つです。
どれがベストな選択かは、引越し先の距離や自転車の状態、そしてどのような点を重視するかによって大きく変わってきます。
まずはメリット・デメリットの比較表を参考に、ご自身の状況に合った選択肢を探ってみましょう。
| 選択肢 | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| 運ぶ | ・愛着のある自転車をそのまま使える ・買い替える費用がかからない |
・運搬費用や手間がかかる ・古い自転車だと新居ですぐに修理が必要になる可能性も |
・高価な自転車(ロードバイクなど)を持っている人 ・今の自転車に愛着がある人 ・新居周辺ですぐに自転車を使いたい人 |
| 処分・売却 | ・運搬の手間や費用がかからない ・売却できれば収入になる ・新居のスペースを有効活用できる |
・処分に費用や手間がかかる場合がある ・新しく購入する費用がかかる |
・古い自転車や安い自転車を持っている人 ・引っ越しを機に持ち物を整理したい人 ・新居では自転車を使わない予定の人 |
| 買い替え | ・最新の自転車に乗れる ・運搬の手間がかからない ・新居の環境に合った自転車を選べる |
・購入費用がかかる ・古い自転車の処分に手間がかかる |
・新しい自転車が欲しいと思っている人 ・電動アシスト自転車など、より便利な自転車に乗り換えたい人 ・引っ越しを心機一転の機会と捉えている人 |
2.【運ぶ派】自転車の引越し方法4選を費用・手間で徹底比較
「やっぱり今の自転車を新居でも使いたい!」と決めたあなたのために、ここからは具体的な運び方を4つご紹介します。 それぞれ費用と手間が大きく異なるので、ご自身の状況にぴったりな方法を選んでくださいね。
2.1比較一覧表:あなたに最適な運び方はどれ?
まずは、各方法の特徴を一覧表でざっと比較してみましょう。
| 方法 | 費用相場 | 手間 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|---|
| 引越し業者に依頼 | 追加料金3,000円~10,000円 or 見積もり込み | ★☆☆☆☆(少ない) | ・他の荷物と一度に運べて楽 ・梱包も任せられる場合がある |
・業者によっては対応不可 ・単身者用のパックでは運べないことがある |
| 自転車輸送サービス・宅配便 | 4,000円~15,000円程度 | ★★★☆☆(普通) | ・自転車単体で全国に送れる ・専門業者は梱包も安心 |
・自分で梱包が必要な場合がある ・引越しの荷物とは別に届く |
| 自力で運ぶ(自走・車) | 0円~(ガソリン代など) | ★★★★★(多い) | ・費用が最も安い ・好きなタイミングで運べる |
・近距離でないと現実的でない ・天候に左右される、車に積む手間がかかる |
| 分解して運ぶ(輪行) | 輪行袋代+交通費 | ★★★★★(多い) | ・公共交通機関で運べる ・遠方でも比較的安価 |
・専門知識と技術が必要 ・ロードバイクなど一部の車種限定 |
2.2方法1:引越し業者に他の荷物とまとめて依頼する
最も手軽なのは、やはり引越し業者に他の荷物と一緒に運んでもらう方法でしょう。 見積もり時などに「自転車も運びたい」と一言伝えるだけで、当日に他の家財と一緒にトラックに積んでくれます。
どんな人におすすめか
とにかく手間をかけたくない人、他の荷物も多い人
料金の目安
オプションとして追加料金(3,000円~10,000円程度)がかかる場合と、基本料金内で運搬できる場合があります。ここは必ず見積もり時に確認したいポイントです。
利用時の注意点
業者によっては自転車の運搬に対応していなかったり、電動自転車はNGだったりするケースも。大手の引越し業者は対応していることが多いですが、事前の確認は必須です。
2.3方法2:自転車輸送サービス・宅配便で送る
自転車だけを単独で送りたい、という場合には専門の輸送サービスや宅配便を利用する手があります。
どんな人におすすめか
引越し業者を使わない人、荷物とは別便で届いても問題ない人
料金の目安
距離や自転車のサイズにもよりますが、だいたい4,000円~15,000円程度が相場感です。
利用時の注意点
・アートセッティングデリバリー「家財おまかせ便」は、梱包から輸送までお任せできますが、電動自転車のバッテリーの種類によっては、バッテリーを取り外す必要があります。
・西濃運輸 「カンガルー自転車イベント便」は、ロードバイクなどの輸送に特化しており、専用の箱で安全に運んでもらえます。
・ 多くのサービスでは自分で梱包する必要があるため、後ほどご紹介する梱包方法を参考に準備を進めましょう。
2.4方法3:自力で運ぶ(自走・車)
最も費用を抑えられるのが、この自力で運ぶ方法です。
どんな人におすすめか
引越し先がご近所の人、体力に自信がある人、車を持っている人
料金の目安
ほぼ0円です(車で運ぶ場合はガソリン代がかかります)。
利用時の注意点
・自走の場合、現実的な距離は、せいぜい20km程度まででしょう。雨のリスクや、荷物が多い場合には向きません。
・車に積む場合、車のサイズによっては、前輪を外すなどの作業が必要になることも。車内を傷つけないよう、毛布などでしっかり保護するのを忘れずに。
2.5方法4:分解して荷物として運ぶ【ロードバイク等】
ロードバイクやクロスバイクなど、分解が可能なスポーツバイクをお持ちなら、「輪行(りんこう)」という方法も選択肢に入ります。
どんな人におすすめか
ロードバイクを持っていて、分解・組み立ての知識がある人
料金の目安
専用の輪行袋の購入費用(5,000円~)と、電車やバスといった公共交通機関の運賃だけで済みます。
利用時の注意点
自転車を分解して輪行袋に収納するための専門知識と技術が求められます。また、混雑する時間帯の公共交通機関への持ち込みは避けるなど、周囲へのマナーも大切です。
3.【単身者必見】単身者用のコンテナ便で自転車は運べる?
荷物の少ない単身者の引越しで人気の専用のコンテナを利用して輸送するサービス。費用をグッと抑えられるので利用を検討している方も多いと思いますが、はたして自転車は運べるのでしょうか。
3.1結論:運べないことが多い
いきなり結論からお伝えすると、一般的な自転車は、残念ながらほとんどのサービスで運ぶことができません。
理由はとてもシンプル。該当のサービスで使われる専用のコンテナボックスに、自転車が物理的に収まらないからです。

例:アートセッティングデリバリー株式会社「わたしの引越」
コンテナサイズ(内寸):約100×100×170?
このように、一般的な自転車の長さ(約190cm)が、どのコンテナの最も長い辺(高さ)よりも長いため、どうやっても入れることができないというわけです。
とはいえ、自転車の輸送がまったくできないわけではありません。コンテナ便を扱う多くの引越し業者では、単品輸送サービスとして、引越しと同時にまとめて依頼することができます。
追加で発生する料金などは業者によって異なるため、輸送する場合は事前に確認しておきましょう。
3.2例外的な自転車の種類
ただし、すべての自転車が絶対に運べないわけではありません。例えば、以下のような小型の自転車であれば、コンテナに収まる可能性があります。
折りたたみ自転車
折りたたんでコンパクトにすれば、多くの場合、コンテナに積載可能です。
分解して梱包したロードバイク
専門知識は必要ですが、フレームとホイールを分ければ積載できる場合があります。
16インチ以下の子供用自転車
小さなお子さん用の自転車であれば、そのまま積める可能性があります。
就学・就職
住み替え
ご自身での引越し