
アートは、これまでも、これからも、
暮らし方を提案する企業として
さまざまな取り組みをしていきます!
創業以来、お客さまに満足いただくことが私たちのサービスの原点という姿勢で
地球環境への配慮や働き方改革などに取り組んできました。
引越業界でいち早く持続可能な開発目標(SDGs)の考えにも賛同しアートグループとして持続可能な世界の実現をめざします。
当社はSDGsを積極的に支持し、その達成に向けて具体的な取り組みを行なっています。
Safety & Clean to ”Zero”「事故ゼロ」「ごみゼロ」をめざす

公道を使わせていただき事業を行う弊社にとって、地域の皆さまの安全、安心の確保は何よりも大切です。
「安全第一、営業第二」のもと、安全運転に努め、輸送の安全を図る施策に力を注いでいます。
また、地球温暖化、資源枯渇、廃棄物などの問題を改善、解決し、より良い環境のもと、
誰もが健康的な生活を送ることができる社会を実現したい。
その想いを胸に、私たちにできることから、ひとつひとつ取り組みを始めています。
環境問題への取り組みが今や地球規模の課題であることを認識し、日々の行動を通して環境保護を推進しています。
安全教育体制
●安全指導員・安全指導長制度
弊社の安全教育の要となっているのが、「安全指導員・安全指導長制度」です。
安全指導員は集配業務を通じて新人乗務員の育成及び事故発生者への指導、朝礼や現場での声掛けを行い支店の安全活動を推進しています。
安全指導長は、安全対策の専門職で、日々担当店を巡回しながら、法令順守、個人の運転レベルの向上、交通・労災事故防止の徹底に取り組んでいます。
●社内免許制度
採用されたドライバーは、入社時安全研修において高度な安全意識と技能を養い、安全指導長による添乗指導や学科試験等のカリキュラムを経て社内免許を取得した後、初めて実際の乗務につくことができます。その後も定期的な安全研修や適性診断を行い、安全運転に磨きをかけていきます。
●無事故表彰
弊社の安全は、ドライバーの日々の安全運転に支えられています。安全運転に優れ、無事故を続けるドライバーや支店に対し、無事故継続年数に応じて表彰と褒賞を行っています。
2023年度の表彰はドライバー276名です。

●ドライバーズコンテスト
会社の枠組みを超え、アート引越センター、アートバンラインと合同でプロドライバーとしての技術・知識を競うコンテストを開催しています。学科試験、運行前点検、課題走行、低燃費走行の4つの内容で競技を行い、事故のない安全な運転とともに環境に配慮した運転技術を持っている社員を表彰しています。

●その他の取組み
タイヤの摩耗状態を定期的に点検する仕組みを導入して、安全性や燃費の向上を図るほか、デジタルタコグラフの導入により、運転状況に対する評価や指導をタイムリーに実施しています。
安全性と燃費の向上のためのエコドライブの推進
デジタルタコグラフ一体型ドライブレコーダーの導入により、「基準値を超える発進速度には警報を出す」ことや、「ドライバーごとのヒヤリ・ハット情報を元に運転映像から評価する仕組みを構築して運転技術に対する指導を行う」ことが可能になりました。
そこで、環境にやさしい運転を行うため、CO2の排出量が多くなる発進時とアイドリング時の取組みを行っています。
特に「環境にやさしい発進方法」=「エコ発進:アクセルを踏まずに発進して、ゆっくり3秒数えてから、やさしくアクセルを踏む」と定義付けして、アイドリング時間と一緒に週次で実績を配信して見える化する取組みを全社で行っています。
当社の取組みが国土交通省のホームページに運輸安全取組事例として掲載中
国交省HP:https://www.mlit.go.jp/unyuanzen/unyuanzen_torikumi_all.html
取組み内容:ドライブレコーダーを活用したヒヤリ・ハット情報のフィードバック
※取組み内容は、掲載日当時(2023年3月13日)のものです。
「こども交通安全教室」と「交通誘導」
子どもの交通事故防止を願って全国で「こども交通安全教室」と「交通誘導」を実施しています。各支店では「交通事故ゼロ運動」期間に合わせて、警察署や学校などと協力して、交通ルールの重要性や交差点での注意点を分かりやすく伝える活動の「こども交通安全教室」や、支店近くの交差点で通学時間に合わせて「交通誘導」などを行っています。日頃から道路を使わせて頂いている地元の皆さまへの感謝の気持ちとして、子どもたちの交通安全に少しでも貢献できればと考えています。
また、こども110番に登録している支店もあり、地域の安全を目指しています。
運輸安全マネジメント
Gマーク取得の促進
安全性優良事業所「Gマーク」を68事業所が取得しています。
※2024年3月時点

施設のLED化とEVトラックの導入
CO2排出量の削減のため、社内の主要施設で使用している蛍光灯のLED化を完了しました。
また、将来的な使用車両の環境対応化に向けた取組みとして、EVトラックの導入を開始しました。
システム導入によるペーパレス化
社内で使用している各種システムを導入・更新して、業務の効率化とペーパレス化を促進しています。
主な導入システム:
社内購買システム、経費精算システムほか経理システム、労務管理システム、電子契約システム、ワークフローシステム、電子マニフェストシステム、自動配車システム、デジタルタコグラフ・ドライブレコーダーなど。
当社の取組みがSmartHRのホームページに取組事例として掲載中
https://smarthr.jp/case/yhc/

提供事業における環境貢献
●家財おまかせ便の不要資材回収サービス
当社がサービス提供している家具・家電製品などの配送を行なっている「家財おまかせ便」では、配達した際に箱に入って梱包されていた商品を開梱して設置します。その際、不要になった「段ボール箱」や「発泡スチロール」「その他各種包装・緩衝材」などの資材を回収するサービスを標準として提供しています。
ご家庭では処分に困るような大きな資材も正しく分別して、リサイクル原料として加工するほか、適正に処分されるように排出しています。

●家財おまかせ便の家電リサイクル回収スキーム
当社がサービス提供している「家財おまかせ便」では、家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)を遵守した形での家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機)の回収スキームを大手家電量販店や賃貸管理会社向けに提供しています。
不要になった家電品は、不法投棄や無許可事業者が引取ることによる不正排出が社会問題化していました。2001年に制定された家電リサイクル法により、リサイクルできるように回収することが小売事業者の義務となったため、小売事業者と提携して、購入品の配達と不要になった家電4品目の引取りを同時に実施するスキームを構築しました。

資源ごみ削減の推進
●資源ごみの再利用
当社が不要資材回収サービスで引取った「発泡スチロール」や「PPバンド」「段ボール」の一部は、一次加工(インゴット化)した後、リサイクル資源として回収されて、プラスチック原料や再生紙原料として使用されます。
これによって廃棄物の排出量を大幅に削減することができました。
発泡スチロールのインゴット化による
年間廃棄物削減量(2023年度東京エリア):80t
年間CO2削減量(2023年度東京エリア):87t-CO2

●リターナブル資材の導入
オークションで売買された商品の輸送も行っていますが、そのような未梱包の薄型テレビを輸送する際に、従来は段ボールやエアキャップなどの梱包資材を使用していましたが、何度も使用可能なリターナブル資材を導入して、梱包資材の削減に取組んでいます。
また、使用資材の削減だけでなく、安全性の向上により、破損事故の減少にも貢献しています。
