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引越し完了まで何日かかる?必要な日数を把握して準備を始めよう

これから引越しするにあたり、いつ頃から準備を始めればよいのかわからず、準備がなかなか進まない方も多いのではないでしょうか?一般的に、お部屋探しを始めてから引越し完了までにかかる期間は2カ月程度だとされています。この目安を参考に、引越し日から逆算して余裕をもって準備を進めましょう。

この記事では、引越し完了までの流れや期間を、「物件探しから引越し前日まで」と「引越し当日から完了まで」の2つに分けてそれぞれ解説していきます。引越しでは荷物の搬出・搬入だけでなく、市区町村での住所変更手続きなど、やるべきことが多くあります。事前に当日までの流れを確認しておくと安心です。以下でお伝えする引越しの手順をぜひ参考にしてみてください。

1.引越し完了まで何日かかる?【物件探しから引越し前日まで】

まずは物件探しから始めます。転入先の物件が決まり次第、引越し業者を決め、荷づくりや役所での手続きを進めていきましょう。

初めに、物件探しから引越し前日までの期間にやるべきことや、必要な日数、手順などを解説します。引越し前日までに作業や手続きを済ませられるよう、流れをチェックしてみてください。

1.1物件探し(引越しの2カ月〜1カ月前まで)

引越しの準備では、まず物件探しから着手します。目安として、引越し予定日の2カ月前から1カ月半前に引越し先を探し始めるのが一般的です。引越し予定日の1カ月前までには新居の入居申し込みを済ませて、審査を受ける必要があります。引越し予定日の2週間前までに契約が完了している状態を目指しましょう。新居が決まらなければ、引越しの準備を進めることができません。引越しのタイミングが遅れてしまうおそれがあるため、早めに物件探しに取り組みましょう。

1.2引越し業者の選定(引越しの1カ月半〜1カ月前まで)

物件探しを終えたら、次に取り組むのが引越し業者の選定です。各社で引越し料金やプランの選択肢が多く用意されていることから、業者選びに時間がかかる場合があります。そのため、複数業者から見積もりを取り、比較検討する時間を十分に取ることが大切です。決断が早ければ数日で決まる可能性もありますが、目安として引越し予定日の1カ月前には業者を決めておくことが理想です。

引越し先と引越し日が確定したら、できるだけ早く引越し業者へ見積もりを依頼しましょう。特に、引越しの繁忙期である3月から4月は多くの依頼で業者の予定が埋まりやすくなります。希望の日程で引越しを済ませるためにも、早めにスケジュールを押さえておくと安心です。また、業者が混雑する曜日や時間帯を避けると良いでしょう。通常、土日祝日や午前の時間帯は混雑する傾向にあるため、平日や午後の時間帯を選ぶのも一つの手です。

1.3引越しの準備(引越しの2カ月前〜前日まで)

物件や引越し業者が決まったら、いよいよ荷づくりです。荷づくりは、早い場合は引越しの2カ月前から取り組み始めて、前日まで作業を行います。

荷づくりの完了までにかかる日数は、引越しする人数によって異なります。家族で引越しする場合、荷づくりには最低でも1カ月ほどの期間がかかるとされているため、できるだけ早めに取り組みましょう。一人暮らしの場合は荷物量によって差があるものの、最低でも2週間ほどの期間がかかります。また、引越し業者によってはダンボールなどの梱包資材がプランの料金に含まれていて、無料で提供してもらえる場合があります。業者に梱包資材を手配してもらえるかどうか、早めに確認しておくと安心です。

荷づくりと並行して、不用品の処分も進めましょう。引越し前に不用品を手放し、荷物量を最小限に抑えることで、引越し料金を安く抑えられる場合があります。不用品を処分するには、リサイクルショップやフリマアプリで販売する方法、知人に無償で譲渡する方法、自治体のルールに従ってゴミとして破棄する方法などがあります。いずれの方法でも、処分や搬出作業に時間がかかる可能性があるため、余裕をもって引越しの1カ月前までには作業を進めておきましょう。

また、引越しの2週間前を目安に、現住所でのインターネット・テレビ・新聞などの解約や変更手続きを済ませる必要があります。さらに、引越しの1週間前までには住所変更にともなう公的な手続きが発生します。旧居の管轄の役所で転出届・転居届の手続きを行い、電気・水道・ガスなどライフラインの移転、停止を申し込みましょう。引越し前日までにこれらの準備をもれなく終えるために、計画的に荷づくりや不用品の処分を進めることが大切です。

これらの引越し前日までの準備について、詳しくは以下の関連記事で解説しています。引越しの準備でやるべきことをチェックリストの形式でまとめているため、引越し前に抜け漏れがないか確認する際に便利です。これから引越しを控えている方は、併せてお読みいただき、参考にしてみてください。

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2.引越し完了まで何日かかる?【引越し当日から完了まで】

引越し当日は、旧居から運び出した荷物を新居へと運搬します。その際、引越し先までの移動距離によって、引越し作業にかかる日数が変わります。遠方への引越しを予定している方は、到着までの日数を考慮した上で引越しの計画を立てましょう。

ここでは、引越し当日から完了までにかかる日数を、移動距離別にご紹介します。ご自身の引越し作業に何日かかるのか、以下の目安を参考にスケジュールを考えてみてください。

2.1近隣の町や県への引越しの場合(200km未満)

同じ県内の隣町や、隣接している県への引越しなど、200km未満の近距離での引越しの場合は、基本的に当日中に引越しが完了します。転居先まで200km未満であれば、自動車での移動時間は3時間以内で済む場合が多いためです。午後に旧居を出発しても、その日のうちに無理なく新居へ荷物を運び込めるでしょう。簡単な荷ほどきをして生活に必要な物を取り出し、ライフラインの開栓手続きを済ませば、新居へ寝泊まりすることが可能です。

<200km未満の距離の移動時間の例>

東京都練馬区〜神奈川県横浜市(移動距離約:約40km) 移動時間:約45分
京都府京都市〜兵庫県神戸市(移動距離約:約70km) 移動時間:約1時間30分
愛知県名古屋市〜大阪府大阪市(移動距離約:約170km) 移動時間:約2時間30分

2.2地方をまたぐ引越しの場合(200km〜500km)

別の地方への引越しで移動距離が200kmを超えるケースでは、自動車での移動だけで半日以上の時間がかかることも珍しくありません。旧居を出発してから引越し完了までに2日かかる可能性が高いため、「移動1日+引越し作業1日」の2日以上を見込んでスケジュールを確保しましょう。新居へ荷物を運び込んだ後に寝泊まりするのが難しい場合は、別途ホテルや知人の家などの宿泊先を用意する必要があります。生活に必要な物の準備やライフラインの開栓が間に合わない可能性も考慮して計画を立てましょう。

<200km〜500kmの距離の移動時間の例>

東京都練馬区〜新潟県新潟市(移動距離約:約310km) 移動時間:約4時間
京都府京都市〜静岡県浜松市(移動距離約:約220km) 移動時間:約3時間40分
愛知県名古屋市〜広島県広島市(移動距離約:約480km) 移動時間:約6時間40分

2.3遠方の地方への引越しの場合(500km以上)

遠方の地方への引越しで移動距離が500kmを超えるケースでは、移動だけで2〜6日程かかります。自動車で長距離を移動する場合は、ドライバーの休憩時間を挟みながら荷物を運ぶ必要があるでしょう。また、自動車のほかに船舶輸送が生じる島しょ部では、海上の移動のためにさらに多くの時間がかかる傾向にあります。引越しにかかる日数を多めに見積もっておくと安心です。

このようなケースでは、引越し当日から荷ほどき完了まで3日〜1週間以上を想定しておくと良いでしょう。荷物量が多い場合や、引越し業者に荷づくりや荷ほどきを依頼する場合は、引越し作業に1日以上の時間がかかる可能性もあります。新居で寝泊まりできる状態になるまで、ホテルなどの宿泊先を確保しましょう。

<500km以上の距離の移動時間の例>

東京都練馬区〜兵庫県神戸市(移動距離約:約530km) 移動時間:約7時間
京都府京都市〜宮城県仙台市(移動距離約:約800km) 移動時間:約10時間
愛知県名古屋市〜鹿児島県鹿児島市(移動距離約:約1,000km) 移動時間:約12時間
北海道札幌市〜福岡県福岡市(移動距離約:約2,300km) 移動時間:約33時間

3.引越しの荷づくり・荷ほどきを早くスムーズに終わらせるコツ

引越し作業はできるだけ早く終わらせたいもの。特に、引越し前日までに行う「荷づくり」と引越し当日に行う「荷ほどき」には、多くの作業時間がかかります。効率的に進めて引越しをスムーズに終わらせるためにも、以下のポイントを意識してみましょう。

3.1新居の部屋を想定して荷づくりする

新居での荷ほどきを効率的に済ませるには、荷づくりの仕方にコツがあります。

まず、ダンボールに荷物を詰めるときは、新居の間取りや動線に合わせて仕分けしましょう。新居では部屋の間取りや家具の配置などが変わります。そのため、どの部屋にどの荷物を運び込むのかを決めた上で荷づくりをすると、荷ほどきがスムーズになります。

具体的には、部屋別にダンボールを分けて荷物を詰めることをおすすめします。部屋別に分けることで、荷ほどきの際に荷物を部屋から部屋へ移動させる手間を省けます。その際、ダンボールの側面に運び込む部屋の名前や箱の中身などをわかりやすく記載しておくと、引越し業者に指示を出しやすくなります。

3.2新居に持っていく荷物を減らす

引越しでは荷物量が少ないほど荷づくりや荷ほどきにかかる時間を削減できます。荷物量が少ないと引越し料金を抑えることにもつながるため、新居へ持っていく荷物は最小限にとどめましょう。

不用品をリサイクルショップやフリマアプリなどで売って処分すれば、売上を引越し資金に宛てられます。また、引越しのタイミングで家具や家電を買い替えるのも一つの手段です。旧居で不要な家具・家電を処分し、新たに購入した物を新居へ配送すれば、輸送する荷物を減らすことにつながります。

ただし、冷蔵庫・洗濯機・ベッドなどの大型の家具・家電は新たに購入するとまとまった費用が発生するのが注意点です。近いうちに買い替えを検討している場合は、引越し前の処分を検討すると良いでしょう。

3.3直近で使う予定のない荷物からダンボールに詰める

引越しの荷づくりには多くの時間がかかります。引越し前日まで、荷物をまとめながら、旧居での生活を続けなければなりません。そのため、荷づくりでは使用頻度の低い物から優先的にダンボールに詰めると、旧居で暮らしながら荷づくりを進めやすくなります。

たとえば、シーズンオフの洋服、買い置きしている洗剤、来客用の食器類などは引越し前後で使う可能性が低く、他の物でも代用できるでしょう。このように、早めに箱詰めして差し支えない物から荷づくりしていくと効率的に作業を進められます。その反対に、引越し後の新居ですぐに使う日用品は、荷ほどきですぐに取り出せるようにダンボールを分けておくのもポイントです。たとえば、新居についたらすぐに使う掃除用具や洗面用具などは一つのダンボールにまとめておき、優先的に荷ほどきすると良いでしょう。

4.単身引越しには短期間で荷物を送れる「わたしの引越」がおすすめ!

今回は、引越し完了までの流れや期間について解説しました。ご紹介した目安を参考に、引越し全体の流れを踏まえてスケジュールを立てましょう。特に長距離の引越しでは、引越し完了までに多くの時間がかかると考えられるため、余裕をもってスケジュールを立てると安心です。

引越しの荷物を短期間で新居へ送りたい場合、運送会社の引越しサービスを利用するという選択肢もあります。たとえば、ヤマトホームコンビニエンスが提供する単身者向け引越しサービス「わたしの引越」なら、引越しの荷物を集荷から短期間で送ることが可能です。専用ボックスを使って輸送するため、一般的な引越し業者よりもコストを抑えられるのも魅力となっています。長距離の引越しでスムーズに荷物を送りたいときは、ぜひ「わたしの引越」をご検討ください。

「わたしの引越」のメリット

  • 15時までのお申し込みで最短翌々日の集荷が可能
  • お届け日は集荷日から7日間の間で選択が可能
  • 長距離の引越しでもかかる日数が少ない

「わたしの引越」は、15時までのお申し込みで、最短で翌々日の集荷が可能です。また、お届け日は集荷日から7日間の間で選択できるので、都合の良い日程で受け取ることができます。さらに、長距離の引越しの場合も、集荷から配達までの日数が少なく、スピーディーに荷物を送れるのが魅力です。

<集荷からお届けまでの日数(例)>

東京都練馬区〜兵庫県神戸市(移動距離約:約530km) 集荷〜配達まで最短2日間
北海道札幌市〜福岡県福岡市(移動距離約:約2300km) 集荷〜配達まで最短5日間

「わたしの引越」のデメリット

  • 近距離でも同日の引越しができない
  • 運べる家財量が少ない

その一方で、「わたしの引越」には一般的な引越し業者と異なるポイントもあります。荷物のお届けは集荷日の翌日以降となるため、同日の引越しに対応できない点に注意しましょう。また、運べる荷物量は専用ボックス2本までとなります。追加で大型の家具・家電を輸送する場合は、併せて大型家具・家電の配送サービス「らくらく家財宅急便」を利用すれば「わたしの引越」と同時に輸送することができます。

大型家具・家電のみの引越しなら「らくらく家財宅急便」へ!

比較的距離の長い引越しで、荷物が少ない場合は、日数や輸送コストを抑えられる「わたしの引越」がおすすめです。ホームページ上の「料金シミュレーション」で家財を選択すると料金の目安を確認することができ、そのままWebでお申し込みすることもできます。単身での引越しの場合は気軽にご利用ください。

一人暮らし(単身)の引越しには「わたしの引越し」がおすすめ!

運営団体

ヤマトホームコンビニエンス株式会社

単身引越し・大きな家具や家電の輸送配送ならお任せください!
引越しにまつわる記事を配信しています。

わたしの引越
予約完了画面の画像

Webでお申し込みが完結

Webで予約が完結するため見積もりに関する訪問、電話はございません。料金の目安は、申し込み時に家財を選択することでご確認いただけます。

コスト比較の画像

コストを抑えたお引越

専用ボックスで輸送するため、トラック一台を貸し切るよりもコストを抑えて輸送できます。
専用ボックスに積み込めない大型家財は「らくらく家財宅急便」(別料金)をご利用ください。

お届け日期間を表した画像

選べるお届け日

お届け日は、集荷日から7日後までの範囲でご指定いただけるので、お客さまのご都合に合わせた引越が可能です。

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